GO福知山!
京都府北部唯一のラグビースクール「J・福知山」に通う中学生4人が13日、京都市南区で開かれる7人制ラグビーの大会に初出場する。スクール生が公式の大会に参加するのは2005年の創設以来初めて。選手たちは「まずトライを決めたい」と練習に汗を流している。
府中体連ラグビー専門部主催の「皐月(さつき)杯」。部員が少なく大会に参加できないチームや控えで出場機会が少ない中学2、3年の選手を対象に開いている。
J・福知山は、府北部の小中学生にラグビーに親しんでもらおうと、宮津高教諭で元福知山高ラグビー部監督の外賀(げか)誠さん(50)らが創設した。
メンバーは福知山、綾部、舞鶴、南丹市の小中学生約40人。学校の部活動などのため、中学生は1、2年生計9人で、今回、2年の福知山市の日新中、外賀一新(いっしん)君(13)と西村拓真君(13)、綾部市の八田中、谷久弘祐君(13)と上林中、森田駿一君(13)が出場する。ともに小学生のときから同スクールに通い、現在も毎週水曜と日曜に小学生らと一緒にパスやタックル、試合形式の練習などに励んでいる。
これまで京都市内の中学生と合同チームを組んで練習試合をしてきた。大会には長岡京市の中学生との合同チームで出場予定で、先週末には一緒に練習した。外賀君は「タックルの力が強く、練習はハードだった。大会ではトライを目指したい」と意欲を示している。
コメント