ジャージーにロゴ…揺れるNZ代表スポンサー問題

アメリカだからでしょうか?

世界で最も知名度の高い伝統のラグビージャージーが、スポンサー問題で揺れている。13、14日に豪州で行われた7人制世界シリーズ開幕戦「ゴールドコーストセブンズ」に出場したニュージーランド(NZ)代表が胸にスポンサー名をあしらった新たなジャージーで登場したのだ。

 NZ協会は大会前日の12日に、米国系の大手保険会社AIGとスポンサー契約を結んだことを発表。2018年まで15人制代表オールブラックスをはじめ、各カテゴリーの同国代表ジャージーに同社のロゴが入ることになり、7人制代表が初めて新ジャージーをお披露目。優勝したフィジー以上に注目を集めた。

 いまや、各国の代表ジャージーにスポンサー名が入るのが当たり前の時代。NZ代表も90年代に母国のビールメーカーのスポンサー名が入ったことがあるものの、NZ協会は誇り高き漆黒のジャージーに企業名を入れることを拒んできた。

 黒いジャージーにAIGのロゴがくっきりとプリントされたデザインには当然、多くのラグビーファンから失望の声が上がっている。7人制代表に続き、20日にブリスベーンで行われる15人制の豪州代表戦で、胸に「AIG」入りのオールブラックスが初お目見えすることになる。

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