ラグビーのトップリーグは4日、東京・秩父宮ラグビー場で開幕し、国内2強が激突した 今季開幕戦は三洋電機が24―18で逆転勝ちした。

昨季日本選手権王者の三洋は
前半を13―15で折り返したが、後半の1トライ2PGで逆転。昨季はリーグ戦、
プレーオフ決勝と2連敗したトップリーグ王者の東芝に競り勝ち、悲願の初優勝へ
白星スタートを切った。
初優勝を狙う三洋電機が王者東芝の猛攻を防いで白星発進した。前半ロスタイムに
逆転トライを奪われ、後半最初の20分間も自陣ゴール前にくぎ付け。ここを激しい
防御で封じると、同26分に途中出場のWTB吉田が逆転トライ。「よく我慢した。
やっと借りを返せた」とCTB霜村主将。昨季は東芝が不祥事のため出場辞退した
日本選手権を制したが、リーグとプレーオフで2連敗。因縁の相手に雪辱した。
豊富な練習量が逆転につながった。春先はボールを使わずに「まるで陸上部」
(三宅)のように走り込み、グラウンド近くで坂道ダッシュを繰り返して鍛えた
スタミナで東芝を圧倒した。また、今年から前主将のCTB榎本ら4人が新設の
プレーイングコーチ(選手とコーチ兼任)に就任。選手たち主導でプレースキッカーを
SOブラウンから右ひざ痛で昨季出場ゼロのFB田辺に代え、その田辺が4PGを
決めて勝利の立役者となった。
19年のW杯日本開催が決定し、例年以上に注目を集めた開幕戦。霜村主将は
東芝のWTB広瀬主将と試合前に「下手な試合はできない。“ラグビーは面白い”と
思える試合をしよう」と誓い合った。言葉どおり、逆転につぐ逆転で1万2796人の
観客を酔わせた。
≪小雨の中でも観衆1万3千人≫
小雨の中、秩父宮には1万2796人の観客が詰めかけた。7月に決定した19年W杯
日本開催を記念し、バックスタンドには白地に赤い「2019」の人文字も。観客336人が
白、赤のTシャツを着て作成した。8月には16年の夏季五輪で7人制が追加競技に
推薦され、ラグビー界に追い風が吹く中、日本ラグビー協会の森喜朗会長(72)は
日焼けした顔で「10年後には4強入りを目指したい」と力強く宣言した。
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2009/09/05/08.html
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