ニュージーランド(NZ)を舞台に繰り広げられたW杯の閉幕から2カ月半。次回2015年イングランド大会で組織委員会の中枢となるヘッドオフィスがこのほど、イングランド代表の本拠地でロンドン郊外にあるトゥイッケナム競技場の真向かいにオープンした。
こけら落としに合わせるかのように、組織委員会の主要メンバーも明らかになり、”大使役”としてローレンス・ダラーリオ、ウィル・グリーンウッドといった元イングランド代表の名選手が名を連ねた。入場券販売はNZ大会(140万枚)の2倍以上の売り上げを目指すことが確認されており、ポール・ボーン組織委員長は「過去最高のW杯にしてみせる」と鼻息が荒い。
今年3月には、早くも大まかな大会日程の発表を予定。イングランド単独開催にもかかわらず、地理的な条件およびスタジアムの規模から、ウェールズ代表の本拠地で7万人を超す収容能力を誇るミレニアム・スタジアム(カーディフ)の使用も検討される。ラグビーの母国での祭典は、NZ大会を大幅に上回る集客と収益を目指す。
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