日本代表の菊谷主将が言ったそうです。
JK氏の退陣、大変さびしく思います。
2011年ラグビーワールドカップNZ大会でジャパンを率いた指揮官は、「2勝」の大目標を達成できなかった。
もちろん、世界を驚かすことも。必勝を期して臨んだトンガ戦に敗北後は、27日の最終戦(カナダ戦)に向け
チームを奮い立たせ、20年ぶりのワールドカップ勝利をゴールとした。しかし、23-23のドロー。4年前に
フランスで大西将太郎がコンバージョンを決めて喜び抱き合ったカナダ戦の同点劇とは違い、残り時間1分で
3点を追いつかれての悔しい引き分けとなった。
「勝たなければならない試合だった。しかし、後半のミスの多さでそれを達成できなかった。選手は気持ちを
前面に出して戦った。この4年間、彼らは本当にハードにトレーニングを重ね、このワールドカップに向けて
懸命に取り組んできた。彼らを誇りに思う。ネクストレベルに上がるには、プレッシャー下でいかにいい判断
をしてハイレベルのラグビーができるようになるか」
試合後の記者会見、ジョン・カーワン日本代表ヘッドコーチへの責任論が飛び出した。
「言い訳はしない。これからのことは、少し休んでから決めたいと思う。私は国際舞台や国際試合が好きだし、
今後は(母国)ニュージーランドに帰るかもしれないし、ヨーロッパに行くかもしれない、もしくはまた日本で
指導者の道を続けるかもしれない。あくまでもオファー待ちの身。日本ですばらしい4年間をすごさせてもらった」
それを聞いていた菊谷崇キャプテンが、自らマイクを取りこう言った。
「すべての選手、スタッフと最高の時間を過ごしました。ここにいるのは、最高の監督です。それだけは忘れずに
記事にしてください」
会見終了後、壇上で指揮官と主将はしっかりと抱き合った。悔しい終幕。やれなかったことはたくさんある。
しかし、2人の旅はひとまず終わった。
http://rugby-rp.com/news.asp?idx=101250
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